福泉寺(山門)   
   慶長9年(1604)3月、加賀の国の松本五左衛門忠常が、沼木の地に建立した。開基は釈証円で、現在に至る。浄土真宗大谷派の寺院である。
 これまで2回類焼しているが、文久2年(1862)3月6日には、延焼によって本堂、庫裏共に灰燼に帰した。現在の本堂は、明治12年に12世釈円嶺の時代に再建されたものである。