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・・・・・休石地区・・・・・

もともと加賀の菊酒を唄った座敷唄であったこの唄は、二口峠越えのために高沢の宿場に逗留した業者によって伝えられたといいます。不老長寿と子孫繁栄を祈るこの老酒盛は、代々姑から嫁へと女子衆の口伝えによって祝い事の宴などで唄われてきました。現在は休石老酒盛保存会により大切に受け継がれています。

一.何時(いつ)か何時かと 待ちたれば
   何時か夜の間に 末裔(まつ)儲けた
二.此の御酒は 何の御酒だと 思し召す
   命永世(ながよ)の 加賀の菊酒
三.だんぶり注いだの 皆飲めば
   思う所願が 皆叶う
写真1 写真2 写真3