飯塚の史跡・薬師如来

薬師如来と十二神将（ジュウニンツァマ）

　「ジュウニンツァマ」と呼ばれるこのお堂には瑠璃光薬師如来と日光・月光の両遍上菩薩のいわゆる薬師三尊の仏様と、薬師如来の住まわれる浄瑠璃浄土（瑠璃光浄土）を仏敵からお守りする十二神将12体が祀られている。
三尊は一体の石仏で石の祠の中に、十二神将は木像で祠の左右に6体ずつを配置、四方八方の12方向、十二支で表す方角の守護に当たっている。
創建当時の姿、年代については不明だが、飯塚の集落の中心が上飯塚へ移る前、14世紀以前と思われる。