画:草刈 一夫

                                                                       
                
 
    

 山寺地区は、山形市の北部に位置し、東は奥羽山系を挟んで仙台市と、北・西側は 天童市と接しています。
明治22年、山寺村と荒谷村が合併し山寺村となりましたが、昭和31年、荒谷地区を除き、山寺地区が山形市に
合併し現在に至っています。
 山寺という名称は、宝珠山立石寺に由来しています。立石寺は1,100余年前、比叡山延暦寺の別院として慈覚大師円仁によって開山された古刹です。
 また、俳聖松尾芭蕉が奥の細道の中で「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」と詠んだことでも有名で、現在では毎年
70万人以上が訪れる東北を代表する観光地となっています。
山寺地区は扇状地のため、サクランボ、ラ・フランス、リンゴなど果物の栽培が盛んで、四季折々の味覚を堪能できます。
 山寺地区は歴史・文化の香る地であり、これらの貴重な財産を保全・活用することにより、地域住民が安全に快適に豊かに生活でき、住んでいることに誇りを持てるような地域づくりをめざしています。


        地区人口 1,021人 世帯数 410世帯 (令和6年1月1日現在)

        町内会  中地蔵、地蔵堂、宮崎、芦沢、川原町・南院、馬形、所部、千手院
 
 
 
山寺地区の公共施設等
 山形市立山寺小中学校
 山寺芭蕉記念館
山寺地区のイベントなど
 (1) まつり
  〇円仁祭
平成20年に日中韓3カ国の僧侶が山寺に集まり、世界平和を願って鐘を打ったのが始まり。
毎年、慈覚大師円仁の誕生日の4月14日に、遺徳をしのび世界平和を願って鐘を打ち鳴らします。
  〇日枝神社山王祭
宝珠山の守護神日枝神社の大祭で、毎年5月17日に開催されます。
3基の神輿が白装束に烏帽子姿の若衆に担がれ、威勢よく門前町を駆け抜ける勇壮なまつりです。
  〇磐司祭・全国シシ踊りフェスティバル
山寺の地を仏の浄土とするため慈覚大師円仁に譲ったとされる磐司磐三郎の功績をたたえ供養するまつり。
毎年8月上旬の日曜日に開催されます。これに合わせ山寺夜行念仏や各地に残るシシ踊りが奉納されます。
  〇全国俳句山寺大会
俳聖松尾芭蕉にちなんだ俳句大会。毎年芭蕉が山寺を訪れた7月に開催されます。
半世紀以上の歴史を持ち、全国から多くの参加者と投句が寄せられます
 (2)山寺地区文化祭
昭和50年代当初から続く、山寺地区の総合文化祭。
毎年10月下旬か11月上旬に、サークル・小中学生・一般の作品展示や模擬店、農産物販売などにぎやかに開催されます。

山寺地区の見どころ



 〇宝珠山立石寺

比叡山延暦寺の別院として1100余年前慈覚大師円仁によって開山。
杉木立の中1015段の石段が奥の院まで続き、途中多くの石碑、石仏、お堂があります。




 〇東北自然歩道 やまでら天台のみち

平成8年環境省が設置。
千手院観音・垂水不動尊・円仁宿跡・城岩七岩・修験場跡など見どころが満載です。




 〇面白山高原(コスモスベルグ)

春から秋にかけて、紅葉川渓谷の散策や登山を楽しむことができます。
8月下旬から10月にかけて、旧面白山スキー場ゲレンデが、コスモスが咲き誇る高原に変身します。




 〇奥山寺登山

大東岳、小東岳、南面白山、北面白山などへの登山コースが設定されています。




 〇奥山寺遊仙峡

立谷川の支流「岩小屋沢」に整備された渓谷をめぐります。
うっそうとした森と大きな岩が作り出す景観の中、沢登りを楽しむことができます。
毎年、やまでら館主催でトレッキングの事業を開催しております。

山形市山寺コミュニティセンター やまでら館
〒999−3301 山形県山形市大字山寺517番地1 TEL:023-695-2001 FAX:023-695-2164
               MAIL:yamadera@mmy.ne.jp
 
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