出塩の文殊山中に出塩文殊堂があり、その別当(管理者)である真言宗醍醐派の寺・五台山良向寺は、文珠山麓にあります。文殊堂の本尊は大聖文殊(文殊菩薩)で、祭日は7月25日(もとは旧暦6月25日)とされています。
本尊の文殊菩薩像は、高畠町の亀岡文殊と同じ木で造られたと言われています。亀岡は木の元の方が使われたので元木(もとき)文殊、出塩は木の先の方が使われたので若木(わかき)文殊、と呼ばれているそうです。
また、文殊堂は、もとは文珠山の山頂にあったものを、山形初代城主・斯波兼頼公(最上氏の祖)が延文元(1356)年羽州探題として山形城に入部した後、中腹の現在地に移し、堂宇を再建したとされています。堂宇は、その後も正徳3(1713)年に再建されています。また、明和9(1772)年には山門が建立されました。
【『むらきざわ百科』より】
開催期間 |
【閉幕しました】 6/25(日)〜7/16(日) |
ライトアップ |
【終了しました】 7/1(日)〜7/8(土) |
お問合せ |
あじさい交流館 (村木沢コミュニティセンター) TEL 023-643-2050 FAX 023-644-8401 murakisawa@mmy.ne.jp |