カジカが住み蛍が舞う清流・高瀬川が流れ、豊かな自然が息づく高瀬地区。古より二口峠越えの要衝として栄え、行き交う人々がこの地に様々な文化をもたらしました。今も街道沿いに残る石碑・仏像がその歴史を物語り、『老酒盛』『鹿楽招旭踊』といった郷土芸能が地元に伝承されています。慈覚大師が856年に建立した風立寺は『三宝岡の生き如来』として人々の尊崇を集め、清雲寺にある県指定天然記念物の『開山杉』は、一向上人の杖が根付いたと伝わる巨木です。 初市名物『うす』の産地、また、市・県の花である『紅花』の里として知られ、スタジオジブリ作品『おもひでぽろぽろ』の舞台のモデルにもなりました。 毎年7月の『山形紅花まつり』には県内外から多くの観光客が訪れ賑わいます。 悠久の時間をかけ、自然とここの人々が作り上げてきた、人間味のあふれる里山です。 |
地区の人口
令和4年1月1日現在 地区人口 3,282人 世帯数 1,389世帯
(令和4年1月1日 住民基本台帳に記載されている人口及び世帯数)
地区内の公共施設
高瀬小学校
高楯中学校
高楯保育園
高瀬郵便局
高瀬駐在所
JA高楯支店
地域包括支援センター大森